土地 売却|土地の相場は路線価と実勢価格がある!相場の調べ方と注意点を解説

所有する土地を売却する方は、事前に相場を調べておくことで損をしない売却を済ませられます。価値を決める材料の中には路線価があり、この価格を基本としながら実勢価格が決められる方法ですが、不動産会社に依頼をする前に相場(目安)を調べる方法はあるので、確認をしておくことは推奨できます。

土地売却で事前に路線価の相場(目安)を調べる方法

土地を売却するには、前もって路線価と実勢価格を調べる方法はあり、パソコンをお持ちの方は、インタネット環境があればいつでも確認することができます。実際に相場(目安)を調べる方法は国税庁のサイトを探して、財産評価基準書のページを開くことで確認することは簡単です。

土地のある都道府県を選択し、次に市町村と住所を選択すると、特有の地図を確認できます。この地図には数字が掛かれているのですが、単位は1,000円になるので例えば180と数字が記載されている場合、1平方メートル当たりで18万円という結果になります。

更に所有する土地の坪数を調べておくことも必須になり、50坪であれば約165平方メートルになるので、18万円をかけると約2,900万円と判断できます。

注意点はあり、この額面は基礎となる路線価になるので、実勢価格とは異なることは良くあることです。それでも相場を事前に知るには有効なデータになるので、損をしない売却を成功させるには知っておくことは大切です。

土地の路線価と実勢価格の相場を判断する的確な方法

土地の売却で高く売ることを希望している場合、路線価と実勢価格までを調べることと、土地に起因する条件や状態などをトータル的に判断する方法もあります。

路線価はネット上から確認できるものなので、理解することは簡単ですが、最終的な実勢価格の場合は土地評価額を計算する方法があり、路線価に平方メートルを掛けて奥行価格補正率を掛ける方法が該当しています。

奥行きは道路から土地の境界部分までの距離を示している数値になり、この数値も国税庁のホームページから確認できます。注意点はこの計算方法だけでは最終的な売り出し価格とは異なります。

その要因の中には坪数が狭い土地や坪数が広くても奥行きが少なくて横長の土地、逆に縦長の土地など住宅を建てることを考えた場合、不利な状態であれば減額されていまいます。

この範囲であれば個人でも調査を行うことはできますが、より一層現実的な価値を知りたい方は、インターネットから土地の査定を依頼することで売り出し価格に限りなく近づけることは可能です。

土地の売却では評価額の算定と最終価格を理解すること

土地を売りたいと希望する方は、国税庁のホームページから路線価や土地評価額を調べる方法は簡単です。更に最終的に決められる実売価格を知るには注意点があり、土地の形状などが起因することがあるので、土地の査定を無料で試せるネット上のサイトを利用することで価値を理解することは難しいことではありません。