土地 売却|土地の売却にかかる期間はどのくらい?依頼からの流れと早く売るコツ

相続などで土地を譲り受け、相続税をねん出するために土地を売る必要に迫られることがあります。この場合、不動産業者に依頼して仲介や買取で売ることになります。この売却にかかる期間や流れ、早く売るコツなどをご紹介します。

土地売却にかかる期間と流れについて

土地を売却するには多くの人が仲介を利用します。仲介を依頼する前には、土地の境界線や確定測量、書類の準備などを一週間程度で行います。実際に不動産業者と媒介契約し査定額を出してもらい、売り主の希望額とすり合わせして売値を決めます。ここまでで約二週間要します。

不動産業者は販促のためにポスティングや情報誌にホームページなどに掲載し、買主を探します。こうした販促も二週間程度かかるのです。内覧や価格交渉に対応し、売買契約までに約一か月は要することが多いです。これは順調にいったケースで、長ければ半年かかることもあります。

買取を選択し売りに出した場合には、非常に売れるまで早く一週間から二週間程度で完了します。それは買取業者が自ら査定額で買い取ってくれるために、スピーディーに売れ現金化する事が可能となります。買取には契約不適合責任の免責があるなど、メリットも多い売却方法なんです。

後悔なく土地を早く売るコツとは

不動産業者を利用し仲介で売却に出しても一向に売れないケースがあります。最悪の場合半年以上から何年単位で売れないことも珍しくはありません。まず売れない場合には、売り出し価格が相場よりもはるかに高すぎないか、ニーズが高く人気の立地条件であるかなどよく自分の土地の分析や市場相場を調べ把握することが大事です。

そのうえで一度不動産業者を変更して売却してみるのも良いでしょう。それでもなかなか売れない時には、買取を検討してみるのも賢明です。買取とは、不動産業者による直接買い付けなので売れないといった心理的負荷から解放されます。

ただし心得ておかなければいけないのが、買い取りは市場相場の二割から五割程度安く買い叩かれることです。古家の撤去処分、火事や人身事故などの事故物件も買取対象なので、訳ありの土地の人には仲介よりもむしろ買い取りで売った方が早く売却できます。もしくは最初高値で仲介で売りに出し、どうしても売れない時は買取保証を使うのも、早く売るコツと言えます。

土地売却の流れと期間や早く売るコツ

土地売却は仲介と買取という方法があります。仲介は事前準備に販促、価格交渉などやることも多く売るまでに三か月や半年かかります。一方買取は不動産業者が直接買い取ってくれるので、その期間は一週間から一か月程度で済みます。早く売るには、仲介で売りに出し、売れ残らないように売れない時には買取保証を利用するといいんです。